絵本で伝える信頼と未来──お金と環境をやさしく描く

インタビュー作家

著者:みに真実(みにまみ)/ウーマンクリエイターズバンク所属作家
公認会計士。東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学修士課程修了。
財務監査、環境コンサルティング等を経験。
会計や環境問題を広く知ってもらいたいと思い、誰でも手にとりやすい絵本で伝えられたら、と絵本の制作を開始。
現在、自身のInstagramで「税のハナシ」を連載中。

絵本を制作する際に大切にしているテーマやメッセージは何ですか?

主なテーマは、おかね、地球環境問題です。これらのテーマをやさしく伝えられるような、そして心あたたまるような作品にすることを大切にしています。

今回の出版作品について、特にこだわった点や読者に伝えたいポイントを教えてください。

お金の取引において、忘れてはならないことは「信頼」です。そこで「信頼」で大切なことを具体的に伝える絵本にしました。こだわった点は、取引は、当事者が2人出てくるため、2人それぞれの「信頼」を伝えられる構成にしたことです。

絵本制作の中で、一番やりがいを感じる瞬間はどのようなときですか?

伝えたいことを絵で表現できることです。

商業出版デビューに至るまでの道のりで、印象に残っているエピソードを教えてください。

エピソードではないかもしれませんが、常々思っていたことは、一人ではデビューに至ることは出来なかったということです。学校の先生の教えや、仲間がいることの心強さ、名古屋校のご協力はもちろん、仕事の同僚や夫が、絵本制作に集中できるよう環境をつくってくれたすべてのおかげだと思い、とても感謝しています。

絵本作家を目指すうえで、絵本の学校で学んだことがどのように役立ちましたか?

絵本の制作、卒展の準備、展示の経験が、自信につながり、その結果、卒業後も活動を続けることができていると思います。

絵本の学校の在学中に特に印象に残っている授業や課題、イベントは何ですか?

特に印象に残っていることは、卒展です。学校の仲間と一緒に準備をし、展示会を実施したことは、とても楽しく、素敵な思い出となりました。

絵本の学校の環境や仲間との関わりが、あなたの絵本制作に与えた影響について教えてください。

仲間がいてくれたおかげで、楽しく絵本制作ができ、最後までやり遂げられたと思います。絵本の制作は、一人で実施するものと思い込んでいましたが、仲間がいることの大切さに気付きました。

絵本の学校での学びを経て、ご自身の中で「変わった」と感じる点はありますか?

学校に入る前は、自分が絵本が作れるようになるなんて想像できませんでした。でも、通学し、卒業したら、絵本が作れる自分になっていました。また、仲間ができたことも感謝しています。今は、前よりも充実した楽しい日々を送っていると思います。

あなたが絵本作家を目指す方に伝えたいメッセージやアドバイスを教えてください。

不安もあると思いますが、行動してみてると、そうでもなかったりします。また、一人ではなく、サポートしてくれる人もいます。ぜひ、勇気をだして踏み出してみてください。

どのような人に絵本作家という夢に挑戦してほしいと思いますか?

誰かのために何かを伝えたいと思っている方に挑戦してほしいです。伝え方は絵本だけではありませんが、絵本は、絵と文字とストーリーで伝えられるユニークで楽しい伝え方なのでおすすめです。

アイスちゃんのおかねのおこころえ ギンコウくんのおかねのこころえ

  • 出版社 ‏ : ‎ WCC 365+1 label (2024/12/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/12/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 32ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4824400554
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4824400550
  • 対象読者年齢 ‏ : ‎ 7 歳以上
  • 寸法 ‏ : ‎ 0.7 x 20.6 x 20.6 cm

Amazon購入はこちらから

POSTED BY : wcc_master