しばらく絵の授業が続いた絵本の学校ですが、今回はちょっとひと休み。
ちょこっとゲーム感覚で、「本ができるまでの道のり」について勉強しました。
「作者が原稿作成して、印刷所に出せば本ができる」と言うのも正解なのですが、本が一冊仕上がるまでに、たくさんのひとを介します。いつ、どのタイミングで、どんなひとに何をお願いするのかな。ゲーム感覚と言いましたが、内容はすごく真面目でたいせつなことです。
まずはせんせいによるガイダンス。
いつもとは少し違う机の配置に、「学校みたーい」とコメントがありましたが、学校だよ!
配布物も確認したら、「考える時間」のスタート!
絵本の学校第1期生の先輩の本を参考にしてみたり……
ああでもない、こうでもないとブツブツ言ってみたり……。
じっくり考えると、結構時間がかかるものです。答え合わせはみんなで一斉に行います。
「あってたー」
「間違えたー」
「質問です!」
それぞれの声が、それぞれの正解率を物語っています(笑)。
正解率はともかく、学習意欲の高い2期生たちは、しっかりとメモをしていましたよ。難しかったかな? 大変そうだなと思ったかな?
今後卒制完成までのあいだに、みんなもこの道を辿ります。商業出版物とは少し違う道も通るけど、一冊まるごと自分でつくるには避けて通れない山道でもあります。でも頂上から見る景色は、すっばらしい景色だろうね。
まだまだ絵本の学校第2期ははじまったばかり。
せんせいもたけのこも、楽しみです。