絵本が生まれて、読者の手に届くまで

 

6a868cf5dc21f38f348f322a96ba0a0d_s出典:http://www.photo-ac.com/

しばらく絵の授業が続いた絵本の学校ですが、今回はちょっとひと休み。

ちょこっとゲーム感覚で、「本ができるまでの道のり」について勉強しました。

「作者が原稿作成して、印刷所に出せば本ができる」と言うのも正解なのですが、本が一冊仕上がるまでに、たくさんのひとを介します。いつ、どのタイミングで、どんなひとに何をお願いするのかな。ゲーム感覚と言いましたが、内容はすごく真面目でたいせつなことです。

まずはせんせいによるガイダンス。

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いつもとは少し違う机の配置に、「学校みたーい」とコメントがありましたが、学校だよ!

配布物も確認したら、「考える時間」のスタート!

絵本の学校第1期生の先輩の本を参考にしてみたり……

 

ああでもない、こうでもないとブツブツ言ってみたり……。

じっくり考えると、結構時間がかかるものです。答え合わせはみんなで一斉に行います。

「あってたー」

「間違えたー」

「質問です!」

それぞれの声が、それぞれの正解率を物語っています(笑)。

 

正解率はともかく、学習意欲の高い2期生たちは、しっかりとメモをしていましたよ。難しかったかな? 大変そうだなと思ったかな?

今後卒制完成までのあいだに、みんなもこの道を辿ります。商業出版物とは少し違う道も通るけど、一冊まるごと自分でつくるには避けて通れない山道でもあります。でも頂上から見る景色は、すっばらしい景色だろうね。

まだまだ絵本の学校第2期ははじまったばかり。

せんせいもたけのこも、楽しみです。