先日の第3期生の授業は、
ストーリーとキャラクターづくりについて学びました。
絵本は、必ず物語が綴られているわけではありません。
必ず、特定のキャラクターが登場するとも限りません。
けれども、1ページごとに必ずと言っていいほどにメッセージが込められています。
そのメッセージを、読者に、よりわかりやすく、より正確に伝えるために、
ストーリーの作り方を学ぶのです。
ストーリーには、静かな場面があれば、忙しくない場面があったり、楽しい場面もあれば、悲しい場面もあります。
ストーリーだけが、メッセージを、より明確に伝える手法ではありません。
作者から読者へのメッセージを、よりわかりやすく伝えるための橋渡し的存在にも成りうるキャラクターづくりにもチャレンジしました。
ストーリーもキャラクターづくりも、そのどちらも、それぞれの経験や知識が詰め込まれれば、詰め込まれるほど、魅力的なものになります。
成功例だけでなく、失敗例や、悲しいと思ったエピソードもすべてです。
モノを生み出すヒントは、とても身近なところにあります。
晴れの日の空色、雨の日の匂い、曇りの日の風の触感……。
五感を研ぎ澄ましてみれば、自由で個性あふれる想像、創造をすることができるのです。
毎日がヒント、毎日が宝探しです。