WCC8期生50代
絵本作家、おはなし作家
絵本とは全く関係ない仕事に就き数年。「私の本当にやりたいことってなんだっけ」ともやもやしていたときに学校に出会いました。
29歳。絵本とは全く関係ない仕事に就き数年。「私の本当にやりたいことってなんだっけ」ともやもやしていたとき。
イラストや絵本の技術のことだけでなく、「女性の自立」を真剣に考えているんだなというのが説明会で伝わってきたから。ここなら、生徒だけ集めてはい終了! ではなく、真剣にクリエイターへの道を支援してくれそう、と思ったから。(←そして、実際その通りだった!)
自分の中にお話作りが好きという気持ちがあることを発見したこと。
課題で毎日お話作りをしたこと。そしてそれをクラスのページにアップしたらみんなに好評だったこと!
初めはイラストを学べる学校を探していましたが、この学校に出会い初めて絵本を作ることを考え始めました。
完璧じゃなくても作品は作れるんだ、ということ。完璧じゃないと上手くないと形にはできない、発表できない、と思っていましたが、そんなことはない! むしろ、形にするところまでやりきるから力がついていくんだと学びました。
作品を発表するのがあたり前になる環境。クリエイター仲間がたくさんできるので、描いて作って発表して、があたり前に続けやすくなりました。
自分の新しい面をどんどん発見できたこと。
ありすぎて……。学校のみんなと過ごした日々すべてです。
夢を見ながらも何もできずにいた一般人から、自分の想いを形にする術を手にいれたクリエイターの卵へと一歩進みました。
自分の可能性を一枠も二枠も広げてもらえました。そして、仲間がたくさんできたこと。
全然上手くできなくて、壁にぶつかり、「やっぱり自分には無理なんだ……」と諦めの気持ちが頭をもたげること。
先生方や先輩方が根気強く制作活動を支えてくれたから。「もうダメ〜作れない描けない」と心が折れそうになった時、同期の仲間がかけてくれた励ましの言葉を繰り返し読み返して乗り越えたことも何度もありました。
先生たちも生徒も先輩も後輩も、みんなが家族のような仲間になれること。
何に迷っていますか。その迷いが「自分にできるかわからない」という類のものでしたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。仕事、子育て、etc. 忙しくて夢に専念できない理由は沢山あります。でも専念できるようになる「いつか」を待っていても、その「いつか」はきっと永遠に来ません。100%は無理でも、ほんの1%だけでも夢に向かって方向転換してみませんか。動きだしたその先にだけ、いつか夢見た世界がきっとあります。